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10 — 見どころ

知ってから歩くと、
盛岡はもっと面白い。

盛岡の中心部はコンパクトで、主な見どころの多くは歩いて回れます。ここでは、このサイトで紹介してきた物語の舞台を、「玄人の目」のポイントとともに案内します。有名な名所も、背景を知ってから訪ねると、見える景色がまったく違ってくるはずです。

城下の中心

城跡と中津川界隈

盛岡駅からバスで約10分、または徒歩20分ほど。

盛岡城跡公園の石垣と桜

盛岡城跡公園(岩手公園)内丸

北上川と中津川の合流点に築かれた盛岡城の跡。東北では珍しい総石垣が残り、春は桜、秋は紅葉の名所。啄木の歌碑もある。

玄人の目石垣の積み方の違いと、築城時に掘り出された「烏帽子岩」を探してみてください。
石割桜

石割桜内丸・盛岡地方裁判所

花崗岩の割れ目から伸びる国の天然記念物のエドヒガンザクラ。見頃は例年4月中旬〜下旬。

玄人の目敷地は江戸時代の家老屋敷の跡。冬の雪囲い姿もまた盛岡らしい風景です。
岩手銀行赤レンガ館

岩手銀行赤レンガ館中ノ橋通

辰野金吾・葛西萬司設計、明治44年完成の重要文化財。2012年まで現役の銀行だった。

玄人の目東京駅より3年早い「兄」。館内の金庫室と、葛西萬司が盛岡出身であることを知ってから見ると格別です。
上ノ橋の擬宝珠

上ノ橋・中ノ橋・下ノ橋中津川

慶長年間に架けられた三つの橋。上ノ橋・下ノ橋の欄干に、慶長の銘をもつ青銅擬宝珠が今も並ぶ(現存36個)。

玄人の目秋には橋の上からサケの遡上が見られます。擬宝珠の銘文もじっくり読んでみてください。
町家と寺町

鉈屋町と北山寺院群

城跡から南へ、北へ。徒歩またはバスで。

鉈屋町の町並み

鉈屋町・盛岡町家鉈屋町

間口が狭く奥行きの長い盛岡町家が並ぶ一帯。大慈清水・青龍水の共同井戸が今も使われている。

玄人の目清水は上流から飲用・米とぎ・洗い物と使い分けられています。ルールを守って見学を。
報恩寺

報恩寺・五百羅漢名須川町(北山)

享保年間に京都の仏師が制作した499体の羅漢像が並ぶ。楢山佐渡の切腹の地でもある。

玄人の目「マルコ・ポーロ」「フビライ」の羅漢と、自分に似た顔を探して。原敬の祭文の舞台でもあります。
三ツ石神社の巨石

三ツ石神社名須川町

「岩手」の地名の由来とされる三つの巨石を祀る神社。さんさ踊りの発祥の地ともいわれる。

玄人の目鬼の手形があったとされる岩の面を観察してみてください。報恩寺から歩いてすぐです。

聖寿寺・東禅寺など北山の寺町北山

盛岡城の北の守りとして寺院が集められた一帯。聖寿寺には南部家の墓所がある。

玄人の目寺の配置そのものが城の防御線。地図で城との位置関係を確かめながら歩くとブラタモリ気分に。
少し足をのばして

源氏と古代の舞台へ

中心部から車やバスで。

一ノ倉邸の中尊寺ハス

安倍館町・一ノ倉邸安倍館町

厨川柵の推定地一帯。保護庭園の一ノ倉邸には、泰衡の首桶から見つかった種子に由来する中尊寺ハスが株分けされている。

玄人の目見頃は夏の朝。「八寸の釘」の話を読んでから訪ねてください。
志波城古代公園の南門

志波城古代公園太田

坂上田村麻呂が築いた最北の城柵の跡。南門や築地塀が実物大で復元されている。

玄人の目外郭一辺約840mのスケールを、南門から歩いて体感してみてください。
紅葉に囲まれた盛岡八幡宮の社殿

盛岡八幡宮八幡町

延宝8年(1680)、南部重信が創建。源氏の氏神・八幡神を祀り、チャグチャグ馬コのゴール地点でもある。

玄人の目南部氏が源氏であることを意識して参拝すると、社殿の見え方が変わります。
茅葺き屋根の原敬生家

啄木新婚の家・原敬記念館中央通/本宮

啄木が約3週間暮らした茅葺きの家と、原敬の生家の一部を残す記念館。

玄人の目花婿不在の結婚式の話と、「一山」の号の由来を思い出しながら。
お出かけ前に

営業時間・休館日・拝観料は変更されることがあります。お出かけ前に各施設の公式情報をご確認ください。寺社は信仰の場ですので、参拝の作法を守って見学しましょう。

モデルコース

半日で歩く、「境目の町」盛岡。

9:00

盛岡駅から開運橋へ

「二度泣き橋」の上から岩手山を望む。晴れていれば最初の感動ポイント。

9:30

盛岡城跡公園

石垣と烏帽子岩、啄木の歌碑。「不来方」の名の意味を思い出しながら。

10:30

石割桜 → 赤レンガ館

裁判所の前庭から中ノ橋へ。東京駅の兄を見学。

11:30

上ノ橋の擬宝珠と紺屋町番屋

慶長の青銅に触れ、中津川沿いを歩く。秋ならサケを探して。

12:30

昼食はじゃじゃ麺

締めのチータンタンを忘れずに。

14:00

報恩寺と三ツ石神社

羅漢の顔探しと、鬼の手形。バスまたはタクシーで北山へ。

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盛岡を深く読む本

九戸政実、吉村貫一郎、奥州藤原氏。旅の前後に読みたい、盛岡ゆかりの本を紹介します。

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